院長大津和弥
1999年三重大学医学部卒業、同大学医学部附属病院や国立がん研究センターなどで頭頸部がん手術を中心に研鑽を積む。手術に携わる中声帯を動かす神経に障害が出て発声に支障が生じるケースを少なからず見たことから、音声の重要性を実感。市立ひらかた病院で音声外科センターの立ち上げに尽力した後2024年開業。日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医。医学博士。
音声の外来に興味がある、スキルを生かしたい
そんな言語聴覚士さんをお待ちしています
声が出にくい、かすれる、震える、以前より高音が出にくくなったなどの声の問題や変化は、患者さんのQOL(生活の質)に大きく影響します。特に歌手や声優、アナウンサー、あるいは教師や営業職など、声の質や正しく発声できるといったことが仕事をする上で重要な方にとっては、死活問題にもなります。
患者さんが支障なく暮らしたり仕事をしたりするのに重要な、「声」。その声の病気やお悩みを解決するお手伝いをするのが、音声の外来です。音声の外来では主にリハビリやボツリヌス毒素製剤、手術などで治療を行いますが、言語聴覚士にはリハビリで中心となってご活躍いただきます。
声に関するトラブルにはさまざまな背景や原因があり、それに即した治療計画を立案することが重要。加えて、患者さんの職業やライフスタイル、ご希望を尊重することも必要です。
これまで言語聴覚士として培ってきた知識・経験を生かしつつ、新たに治療・リハビリの知識を身につけ、さらなるキャリアアップにつなげませんか?
興味のある言語聴覚士の方は、お気軽にご応募ください。
これまで培ったスキルを
存分に生かせる環境
音声のリハビリや日常での声の使い方のアドバイスなど、言語聴覚士の方に、音声の診療における重要な役割を担っていただきます。
音声の専門診療・
リハビリを中心に展開
QOLに大きく関わる「音声」の疾患。「出ない」「かすれる」「震える」声の改善のため、音声の診療・リハビリを提供します。
地域の方が気軽に寄れる
場をめざしています
音声の専門性を生かし、QOL向上、健康・長寿をサポート。誰でも気軽に相談できる地域のかかりつけ医をめざしています。
求める人物像
音声の外来では、言語聴覚士としての専門知識やスキルを生かし、音声のリハビリや嚥下リハビリなどを行っていただきます。さらに耳鼻科一般診療における聴力検査、補聴器の外来での補聴器フィッティングなどもご担当いただきます。これまで培った経験を生かしたい方、既存のスキルに加えて新たなスキルを身につけたい方、音声の外来に興味のある方などのご応募を、心よりお待ちしています。
当院のリハビリについて
人の声は日々の暮らしや仕事、人間関係を豊かにするための大切なコミュニケーションツール。当院では、音声を専門に研鑽を積んできた院長と、音声のリハビリを担当する言語聴覚士がお互いの専門性を生かして、患者さんに適切な治療を提供していきます。言語聴覚士さんには、患者さん一人ひとりの症状・ライフスタイルを考慮したオーダーメイドなリハビリプログラムを実施していただきます。
言語聴覚士の役割
言語聴覚士には、主に音声のリハビリを担当していただきます。具体的には音域の測定、呼吸法の訓練、ストローを使用した声道を震えさせるトレーニングなどを実施。生活上のアドバイスをするのも、言語聴覚士の重要な役割です。また音声の外来以外では、補聴器販売企業とタイアップ。聴力検査からフィッティング、調整、リハビリまでトータルで対応いただくなど、幅広くご活躍いただけます。
音声の外来に力を入れる理由
院長はもともと頭頸部外科を専門とし、多くの頭頚部のがんの手術を行ってきました。そんな中、声帯を動かす神経を切除することも少なくなく、発声機能に問題が生じる患者さんを診てきました。治療のためとはいえ、発声がうまくできなくなると患者さんのQOLが低下してしまいます。そういった患者さんを助けたい。音声の外来に注力しているのは、そんな想いからです。
今後の展望
専門の音声の外来はじめすべての分野で治療の選択肢の幅を広げたいと考えています。音声の外来では、けいれん性発声障害であればボツリヌス毒素注射をご提案。また、ポリープの日帰り手術やアレルギーの舌下免疫療法などにも対応できるよう準備を進めていきたいと思います。当院でしかできない治療を提供し、「大津さんとこで診てもらっている」と自慢げに話してもらえるようなクリニックをめざしています。
大津耳鼻咽喉科・ボイスクリニック
JR京都線 摂津富田駅
阪急京都本線 高槻市駅
阪急京都本線 茨木市駅